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日本酒の賞味期限・開封後はいつまで飲める?保存方法もご紹介!

こんにちは!
日本酒大好きあおいです。
五合瓶や小瓶の日本酒ならともかく、一升瓶など大容量の日本酒は開封したもののなかなか飲みきれず残してしまうことも多いですよね。
いただきものだと一升瓶であることも多いですが、いざ飲むとなると開封後の賞味期限は気になりますよね。
開封後の日本酒の賞味期限と保存方法をご紹介します!

日本酒の賞味期限・開封後はいつまで飲める?保存方法もご紹介!

日本酒の賞味期限はどれくらい?

そもそも日本酒に賞味期限はあるのでしょうか?
アルコール度数が高い日本酒は、実は法律的には賞味期限・消費期限はありません。
食品表示法で記載するのは製造年月日だけなのです。


製造年月日からどれくらい経っているかを見る感じになります。
ただ、お酒の種類にもよりますが、時間が経つにつれて独特な風味はつくので作りたての日本酒の味や風味を楽しみたいなら要注意です。

開封後の賞味期限

日本酒の劣化は酸素に触れると急激に進むため、開封後は早く飲むのが一番です!
日本酒に含まれる酵母は生きた微生物。
開封して空気に触れると味の変化が加速します。
腐ることはありませんが、おいしく飲むためには開封から一か月以内に飲むのがベストです。

生酒を開封した場合

生酒は瓶詰め後も酵母が少しずつ発行を続け、炭酸ガスを生み続けます。
開栓した後は瓶の中に空気が入るので、炭酸ガスたくさんの空間から空気いっぱいのところへ放り出されます。
空気に触れることで開栓前とは全く違う方向に味が変わっていきます!
生酒は開封後時間がたつとバランスが悪くなっても不思議はありません。
開栓から一か月以内には飲みきりたいです。

2度火入れしてある日本酒を開封した場合

火入れされた日本酒も開栓すると酸化が進み味が変化します。
腐ることはありませんが、おいしく、蔵の意図する味や風味を楽しみたいなら、一か月以内に飲んだ方が良いでしょう。

開封した日本酒の保存方法

日本酒を飲み残したら、生酒・火入れどちらとも冷蔵庫での保管がおすすめです!
日本酒激しい温度変化が苦手です。
酵母は空気に触れると劣化してしまい味の変化が加速します。
保存場所の温度が低ければ酵母は働かなくなり、味の成分の変化も少なくて済みます。
①飲み残したら冷蔵庫で保管
  開栓後、空気に触れると酸化して味が変化するので少しでも酸化を遅らせるために冷蔵庫保管は必須。
特に生酒は必ず冷蔵庫で保管しましょう。
②小さい容器に移し替える
  小さい容器に移し替えることで、触れる空気の量が減ります。
空気に触れなければ味の変化が抑えられるので、密閉できる容器や小さい瓶に移し替えるのがおすすめです。
③冷蔵庫での日本酒の保管
  ワインのように栓がコルクではないので、寝かせて保管する必要はありません。
立てて収納すればよいです。

開栓後の日本酒が劣化した目印は?

開栓後、何か月も放置しておいてすっかり忘れしまうこともありますよね。
味はかなり変化していると思われますが、料理酒として活用することも可能です。
その場合は日本酒が劣化していないか、体に害が出ないか心配ですよね。
目印となる香りや色に注意して利用したいもの。


・グラスに出してみて無色透明または少し黄みを帯びた程度なら味見してみて風味が気にならなければそのまま飲んだり、風味の劣化が気になるようなら料理酒として使える


見た目に茶色ぽくなっている場合や味がかなり変わってしまったと感じるなら、料理酒として使うのも避けるのがベター


焦げ臭いような強いにおいを感じたら、紫外線によって劣化した証拠
飲むのも料理酒として使用するのも避ける。
日光臭と言って太陽や紫外線を浴びたことによる劣化臭。


老ね香(ひねか)といって古酒のような熟成香と似た香りがしたらアウト。
酒の管理状態が悪いと発生する劣化臭ですが、熟成香との嗅ぎ分けが難しいので注意が必要。
古酒は温度管理、光、湿度調整など熟成させるための条件を管理して作る酒なので、何も管理していない状態での香りがしたら口にするのはやめましょう。

まとめ

日本酒を開封後もおいしく飲むなら、火入れ、生酒どちらとも1か月以内に飲みきるのがおすすめです。


特に生酒は早ければ早い方がおすすめ!
味が劣化して変化してしまう前に楽しみたいですよね。


飲みきれない場合は必ず冷蔵庫で保管して、劣化の速度を遅くしましょう。
一升瓶を開けたはいいものの飲みきれない場合、小瓶に移し替えて冷蔵庫で保管するのがベストですね。
せっかくの日本酒、開封後も保存をしっかりして長くおいしく楽しめるようにしたいですね。